ガストネードとは?竜巻との違いや予報の難しさ・避難方法について

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ガストネードって何?竜巻との違いは何でしょうか?いつ起きるか予報できないの?ガストネードの怖さと危険性について検証してみました。ガストネードにあっってしまった時の避難の仕方も考えます。

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ガストネードとは?

ガストネードを一言でいうと「旋風」です。突発性の旋風と定義されています。

ダウンバーストに上昇気流が付加されたもの。発達した積乱雲があり大気の状態が不安定という、竜巻と同様の条件下で発生するが、メカニズムも形状も塵旋風に近い。

参考:ウィキペディア

小学校の校庭などでつむじ風のような小さな竜巻を見た事があるかもしれません。メカニズム的にはあれとよく似たものです。2015年2月14日に神奈川県で起こったものはガストネードのかなり強力な部類と言っていいでしょう。

参考に2014年6月に北海道旭川市で起こったつむじ風の動画です。この塵旋風の強力なものがガストネードと呼ばれます。

竜巻とどう違う?

ガストネードは竜巻の一種ですが、広く知られている竜巻とは異なっています。竜巻は、発達した積乱雲で上昇気流を伴う高速の渦巻きが発生しそれが地上付近まで伸びたものを差します。

一方ガストネードは積乱雲などの要因が無くても起こり得ます。ガストネードは「ダウンバーストに上昇気流が付加されたもの」ですが、このダウンバーストは下降気流の一種を指しています。この風が地面に衝突したときに四方に広がり破壊的な災害をもたらすことがあり、これをダウンバーストと呼ぶようです。

このダウンバーストと地上付近の上昇気流が合わさることでガストネードと呼ばれる竜巻に似た現象が生じるという訳です。

いつ起きるか予報できないの?

予報については難しいと言わざるを得ないでしょう。

竜巻の場合、空に真っ黒や緑の雲が出てきたり、風が急に強くなったり、ひょうが降ってくるなどある程度”前兆”と言えるものがあります。また雲の様子から竜巻注意報などを出すこともできます。

一方ガストネードの多くは晴れた日に起こります。雲が無く前兆と呼べるものがありません。ですから事前に予報するのは難しいと言えるでしょう。

強いて言えば、日射が強くカラッと晴れた日が続き地面付近の空気が暖められ、上昇気流が起こりやすい時は危ないと言えます。

ガストネードの避難方法は?

予報が難しいので、大切なのはガストネードが起こった時に、身を守る行動をとることです。屋内の場合、空いている窓などは閉めカーテンを閉めます。出来るだけ家の中心で机などの下に身を隠しましょう。

屋外の場合は、飛散物に注意しながら、鉄筋コンクリートの建物に避難するか、水路やくぼみなどに身を隠し頭を押さえて避難しましょう。

自分の場所から少し離れているように思えても飛散物が飛んでくることがあります。秒速50メートル以上の突風が吹くので飛散物に当たれば、大惨事になりかねません。決して近づかないようにしましょう。

まとめ

正直なところ、予報も難しく、これだけの被害を出すガストネードは地震にも似た大災害だと思います。竜巻や火山の噴火などの場合ある程度前兆がありますが、地震やガストネードは注意するすべがありません。ですので、近くでガストネードらしきものが起こった場合は「一目散に逃げる」。これが鉄則だと思います。

また異常気象などが取りざたされる中、様々な気象現象に関する正しい知識を持っておくことも自分や家族の命を守るうえで必要だと感じます。東日本大震災の時も津波に関する正しい知識を持っていた人は、一目散に高台に逃げ海辺に近寄らず、命を守りました。

ガストネードという聞きなれない気象ですが、様々な気象現象の正しい知識と避難の方法を知っておくことが大切だと思います。また被害に合われた方の一日も早い復旧を願っています。

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