長崎総科大附属高校サッカー部|元国見の小嶺さんが監督をつとめ遂に全国レベルへと成長!

この記事をシェアする

sofu

先日行われた第95回全国高校サッカー選手権の長崎予選を圧倒的な破壊力で制した長崎総附。注目選手は?強さの秘訣は何?気になる情報をまとめてみました。

スポンサーリンク

長崎総合科学大学附属高校ってどんな高校?

もともと高校サッカー界では強豪校ではなく、無名の存在だった長崎総科大附属高校。

それもそのはず、長崎の高校サッカーと言えば、元日本代表の大久保嘉人や平山相太を擁し全国制覇5回を成し遂げた国見高校が絶対王者として君臨していたのです。

ところが、名将・小嶺忠敏総監督が2007年1月に国見を離れると、長崎の高校サッカーの勢力図が変わり始めます。

その後長崎日大、島原商業など国見に阻まれてあと一歩全国への切符に届かなかった高校が国見を破り全国大会に出場するようになります。しかし、国見のような圧倒的な強さを発揮することは出来ず、全国ではなかなか勝てないという期間が続きます。

そんな中、2007年から小嶺監督を迎え入れた長崎総科大附属高校が徐々に頭角を表すようになります。

最初に選手権に出場したのが2012年。この時は三回戦負け。その後も出場権を得るものの一回戦負けと全国の厳しさを味わいます。

しかし、今年2016年、ようやく小嶺監督が長年かけて指導してきた選手たちの才能が花開き始めます。今までに無い強さで、地方予選を勝ち上がり全国への切符を手にしたのです。

予選結果を見るとその強さは一目瞭然です。

3回戦 長崎総科大附 8 – 0 島原
4回戦 長崎総科大附 6 – 0 創成館
準決勝 長崎総科大附 7 – 0 諫早商
決勝 長崎総科大附 5 – 0 海星

予選4試合で26得点と攻撃陣が爆発すると、守備陣も奮闘し無失点で地方予選を制します。
強かった時の国見高校の様。

これは、偶然ではありません。

実は、今年の総附は、U-18サッカープリンスリーグ九州にも出場しており、九州の強豪チームとの実戦経験を多く積んでどんどん成長しているのです。しかも現在プリンスリーグで負けなし首位独走中!

さらに、2016年6月に行われた第68回全九州高校サッカー競技大会では、去年の高校サッカーの覇者である東福岡相手に堂々とした戦いぶりを見せ2-0と快勝!

そう、今年こそは全国相手に戦える戦力へと成長を遂げています。

 

そんな総附サッカー部の注目選手は?

10 薬真寺孝弥(3年)

yakusinji

背番号: 10
ポジション: MF
誕生日: 1998 3 7
身長: 173 cm
体重: 67 kg

背番号10を背負う攻守の要。

今年の春まではリベロとして最終ラインの真ん中からゲームをコントロールしていました。
判断力と展開力が非常に素晴らしくDFとして試合を支配していました。

その後、判断力と展開力がより活きるポジションであるボランチにコンバートされ、攻守の切り替えなどにより一層の磨きをかけます。

そして、最近ではトップ下にポジションを上げ、FWと両ウィングを巧みに操る司令塔に。
鋭い判断力で鋭いパスを供給。さらには自らもゴールを陥れます。地方予選では9ゴールを決め

勝利に貢献します。上手さと怖さを兼ね備えた司令塔として、全国でも総大附に勝利をもたらします。

7 宇高魁人(3年)

utaka

背番号: 7
ポジション: FW
誕生日: 1998 8 13
身長: 180 cm
体重: 68 kg

まず名前が「ウタカ」
現在広島で活躍する、あのピーターウタカと同じ名前!
生粋の点取り屋です。

彼の特徴は特典のバリエーションの多さです。
ドリブルからも得点を奪えますし、クロスに合わせるのも上手いですし、本当に多彩な得点パターンでDFとして捕まえずらい点取り屋です。

高校サッカーの長崎予選では薬真寺と並んでチームトップの9ゴールを記録。
またプリンスリーグ九州では15試合16ゴールと得点ゲッターとしての役割をしっかり果たしています。

Jリーグで得点ランキング1位をキープしているピーターウタカのように冬の選手権でも得点王を狙って欲しいです。

11 安藤瑞季(2年

ando

背番号: 11
ポジション: FW
誕生日: 1999 7 19
身長: 175 cm
体重: 67 kg

 

U-17日本代表にも選ばれている彼は、目の肥えたスポーツライターたちからも注目を集めています。

「屈強なフィジカルとスピードで果敢にディフェンスラインの裏を突いて、強烈なシュートをどんどん放って欲しい。岩崎とポジションチェンジを繰り返しながら、相手の守備網に潜り込んで、チャンスを量産する。その破壊力は凄まじくなるだろう」

ゲキサカ ユース年代を主に取材するライターの第一人者 安藤隆人氏

鍛え上げた屈強なフィジカルでDFたちを圧倒し全国でもかき回してくれることでしょう!
今から楽しみです。

9 右田翔(3年)

migita

背番号: 9
ポジション: FW
誕生日: 1998 4 2
身長: 162 cm
体重: 62 kg

もう一人の注目選手はウィングの右田翔。
今年の7月の高総体で滝川二校相手に敗退した試合。
再三の突破を見せながら、クロス精度を欠いたことが敗因になったと彼は敗因を背負いこみます。
それから意識的にクロスの質の改善に取り組み課題を克服してきました。
冬の選手権でも持ち前の突破力と、磨き上げた精度の高いクロスでチームを勢いづかせてくれることでしょう。

 

そんな彼らの強さの秘密は?

komine

画像:WASEDA WILLWIN

 

彼らの強さの秘密は小嶺監督の指導方法にあります。

薬真寺の例を見ても分かるように、小嶺監督はポジションを固定して選手を育て上げることはしません。その選手の良いところ、個性、持ち味を活かすサッカーを心がけています。

なので、選手たちはいろんなポジションを経験し、自分の持ち味が一番活きるポジションを見つけ、活躍することができるのです。

小嶺監督のサッカーは放り込みサッカーと批判されることもありますが、小嶺監督のスタイルには選手たちへの熱い信頼が現れているのです。
確かにパスサッカーで崩すという、美しいサッカーでは無いかもしれません。

でも、対人練習を毎日欠かさず重点的に行っているからこそ、選手一人一人が自信を持って仕掛けることができ、圧倒することができるのです。

小嶺監督の指導は、ときに指導を受けた選手たちから「血を吐きそうなくらいキツい」などと言われます。そのため、体罰的な指導だ。選手を壊す。などという批判の声も上がります。

ですが、実際の練習を見に行った記者たちによると、走り込みは確かに激しいですが、ミスを怒鳴ったりとか体罰的な怖さは全くなく拍子抜けしたという声がよく聞かれます。

選手たちを愛し、選手たちの自主性・人間性を鍛え、そして選手たちを信じる。

小嶺監督はそんな監督なんです。

選手たちも、監督の人柄を良く理解しているからこそ、監督を再び日本一にしたいという目標を掲げて必死に練習に取り組んでいます。

 

まとめ

今年は、総合科学大学附属高校が小嶺監督を迎えて10年目。
節目の年に、選手たちが監督を胴上げするために全国で奮闘します。

写真:KOICHI-PHOTO

スポンサーリンク

この記事をシェアする