ジャーマンウイングス航空は安全なのでしょうか。評判や評価・口コミ情報についてまとめました。フランス南部で墜落したと報じられたジャーマンウイングス航空A320機。気になる評判や評価・口コミ情報はこちらです。
ジャーマンウイングス航空は安全か?
ジャーマンウイングス航空は1997年にユーロウイングスの一部門としてスタート、2002年に100%出資の独立した企業となりました。
2015年末までにハンブルク、ベルリン、デュッセルドルフ発着のすべてのフライトを順次運航していく予定で路線拡大中に最悪の事故が起こったことになります。
現在、90機の航空機を保有している航空会社です。墜落したのはエアバスA320-211(機体記号:D-AIPX、1991年製造、製造番号:147)で、2014年1月31日にジャーマンウイングスの親会社であるルフトハンザドイツ航空から引き渡された中古機です。
さてジャーマンウイングス航空は安全なのでしょうか。この短い歴史の中で重大事故を起こしてしまったという点について言えば、安全管理の姿勢が問われることになるでしょう。
しかし親会社のルフトハンザも含め「欧州で最も信頼できる航空会社のひとつ」と言われており、関係者には衝撃が走っています。
一部報道では「過度な勤務体系となっていたのではないか。」と言われています。真偽のほどは定かではありませんので、深く突っ込まない方がいいと思われますがそう思われる要素は多くあります。
例えば普通4万円くらいするプラハ→ケルン→チューリッヒのコースをジャーマンウイングス航空はわずか約12000円ほどで飛びます。
そのつけは多くの便を飛ばすことによって賄っているのでしょうか。
日本でも格安航空会社のパイロットの勤務体系が疑われることがありますが、他の国でも格安航空のパイロットは過酷な労働を強いられているのかもしれません。
評判・評価・口コミ情報
ジャーマンウイングス航空は日本ではあまり聞きなれない名前ですが、評判・評価・口コミ情報はどうなっているのでしょうか。
全体的には、評判は良いです。
格安航空でありながら、メジャーキャリア並みのサービスを提供していたようです。
実際に乗った人の中には「星5つ中5つ」と表現する人もいます。
機内の設備も整っており、遅延もなく時間通りに出発します。
客室乗務員の対応も良く、笑顔で接してくれると高評価です。
ギリギリまで価格を下げているにもかかわらず、乗務員やスタッフもきちんと教育されており乗客へのサービスや対応もかなり良かったと述べる人もいます。
業務が始まったばかりの新しい航空会社のようですので、気を緩めることなく運行していたようです。
それだけに今回の事故はかなりショックだろうと思われます。まだ事故の詳細が明らかになっていませんが、乗っていた方の心中は察するに余りあります。想像を絶する恐怖だったことでしょう。生存していることを願います。
日本の航空会社も安全第一で。
日本の格安航空に乗った経験がある方は同意されると思いますが、格安航空会社は余分なものをそぎ落とした大変良いサービスだと思います。
ただ、乗っていて時々不安になるのが「パイロットは疲れていないだろうか。機体のチェックは万全だろうか」ということ。
格安航空の多くが着陸したと思ったら、とんぼ返りのようにもと来た空港へ飛び戻ります。もちろん安全に最大限気を配っているのは分かりますが、何となく不安な気持ちを抱えながら「覚悟を決めて」乗り込む人も多いでしょう。
それだけに、今回のような事故があればどうしても「やはり格安航空会社はダメだ」という世論になってしまいます。これまでの企業努力が無駄になってしまわないためにも今一度安全第一を肝に銘じ快適な空の旅へ連れて行ってほしいと思います。