小鳥の中でもセキセイインコは小柄で扱いやすく、飼い方もそう特殊ではありません。
この記事では、意外に簡単なセキセイインコの飼い方をご紹介します。
手乗りに育てる方法や、おしゃべりを覚えさせる方法もお伝えします。
セキセイインコを飼いたいけど迷っておられる方、ぜひこの記事を読んでご検討ください!
飼い方は手が掛かる?
ペットは本当にかわいいけれど、手間がかかることを考えてためらう方も多いのではないでしょうか。
セキセイインコはペットの中でも、お世話がかなり簡単な部類に入ると思います。
実際にセキセイインコを飼っている私が、日頃やっているお世話をご紹介します。
(インコの健康状態や個体差によって異なるものもあります。あくまで我が家のやり方ということでお願いします。)
・ごはん
普通のホームセンターなどで売っている、小鳥用のエサを使っています。
それに加えて、健康のためにエン麦を混ぜています。
穀物に皮がついているタイプのエサがおすすめだそうです。
我が家でも使っていますが、セキセイインコはエサ入れの中に殻を残します。
エサ入れの中が減ってないから、補充しなくていいや…と思っていると、実際はもう残り少ないということがあります。
それで、こまめに(できれば1日1回)新しいエサと取り替えています。
飲み水も基本的には1日1回交換です。
・掃除
彼らはマメに食べ、そしてマメにフンをします。
ケージや止まり木が汚れやすいので、できるだけマメに掃除してやります。
週に1~2回のペースです。
鉄の部分や止まり木は、初めに熱湯で洗い流してやると汚れが落ちやすくなります。
殺菌にもなります。
あとは、台所スポンジなどで汚れを落とせばOKです。
我が家では、水を電気分解して作ったという洗剤を使っています。
万が一すすぎ残しがあっても、インコには無害で安心というわけです。
雑巾で水気を取り、元の場所に戻してやれば完成です。
ケージ下のトレーには、読まない雑誌を破いて敷いています。
全部やっても10~15分ほどで終わります。
熱湯を使いたいので、お風呂場で掃除しています。お風呂場もさほど汚れません。
日常的なお世話としてはこの程度です。大がかりなものは全然なく、簡単です。
それでいてあのかわいらしさときたら…です。
セキセイインコ、心からおすすめします!
手乗りに育てるには?
インコは、放っておいても手乗りにはなりません。
できればヒナのうちから、人間の手を怖がらないように育てていかなければいけないのです。
手のひらにエサを置いて、エサをやってみるのが一般的ななつかせ方です。
最初は全然ダメですが、だんだんと食べてくれるようになっていきます。
すぐになついてくることを求めると、うまくいかないようです。
ゆっくりと着実に、信頼関係を築いていくことが大切です。
我が家のインコもこの方法で、手や指に止まってくれるようになりました。
今では頭に止まったり、腕や肩をトテトテ歩いて行ったりとやりたい放題です。
もはや図々しいほどです。
絶対になついて手に乗ってくれますので、その日まで焦りは禁物です!
おしゃべりを覚えさせるには
まずは名前から教えましょう。
大切なのは、覚えさせようと思って過剰に名前を呼ぶのではなく、愛情込めてやさしく呼びかけることです。
初めてできたら、惜しみなく褒めてあげましょう。
次に、「おはよう」「おやすみ」等、簡単なあいさつの言葉をかけてあげましょう。
次第に覚えてくれて、あいさつすると返してくれるようになります。
そこまでできると、今度はいろいろ覚えられるようになります。
YouTubeなどで、おもしろい言葉を覚えているインコの動画がたくさんありますよね。
何を覚えさせようか、夢が広がりますね。
無理強いしたりせず、ゆっくりと覚えさせたい言葉を繰り返してあげましょう。
おしゃべりを覚えさせるために、何より大切なのは信頼関係です。
「もっとコミュニケーション取りたいなあ」とインコに思わせることが、一番の近道になります。
ちなみに我が家の子がよく言うのは、「どっこいしょ」です。
なんでそれを気に入ってしまったのか…!
セキセイインコを心からおすすめします
我が家のセキセイインコ、ワカメくん
疲れていても、いやなことがあっても、
インコはチョコンと止まり木に止まって、優しく見守ってくれます。
優しい声で癒してくれます。
私も元来の動物好き、というわけではありませんでしたが、
今ではすっかりその魅力に取りつかれています。
もしご家族が動物好きではなくても、飼いだせばきっとインコの魅力に気づかれることでしょう。
セキセイインコを飼おうか迷っておられる方、ぜひ一歩踏み出されることをおすすめします!
癒しと喜びのセキセイインコライフを楽しまれることを願っています。