2015年2月、アメリカで大人気のブルーボトルコーヒーが日本に上陸しました。コーヒー界に新たな旋風を巻き起こしているブルーコーヒーの人気の秘密に迫りたいと思います。さらにメニューや価格・営業時間についてもご紹介します。
ブルーボトルコーヒーの人気の秘密
ブルーボトルコーヒーは2002年にアメリカ西海岸で生まれました。「サードウェーブ(第三の波)コーヒー」の代表格としてそのシェアを広めています。この「サードウェーブコーヒー」の特徴は、コーヒー豆の品質や抽出方法にこだわるところ。スターバックスやタリーズがファーストフードとしての色合いが強いのに対し、ブルーボトルコーヒーはもう少し喫茶店寄りのコーヒーショップという感じ。コーヒーのおいしさを徹底的に追求しています。
この味に対するこだわりが人気の秘密だといえるでしょう。ブルーボトルコーヒーの公式HPの説明にそれが表れています。
コーヒー生豆は 厳しく選別され、カフェで販売する豆 は、焙煎されてから 48 時間以内の豆のみを店頭に並べます。カフェオープンにあたっては、まずロースタリーを設け、焙煎したてのコーヒーが配送可能な範囲にのみカフェをつくることで、お客様に新鮮なコーヒーを提供することを実現します。
つまり焙煎されて48時間以内のコーヒーが飲めるという訳です。普通コーヒー豆は焙煎後、時間の経過と共に味が落ちてしまいます。私の地元のとある喫茶店では月曜日に1週間分を焙煎していましたが、それでも美味しいと評判で流行っていました。ですから48時間以内の豆のみを販売と言うのはかなり味にこだわっている証拠と言えそうです。
ブルーボトルコーヒーでは、バリスタが一杯ずつ手作りで抽出したコーヒーを提供してくれます。「美味しいコーヒーを飲んでもらう」ために人手を惜しげもなく用いるところにも、美味しいコーヒーに対する並々ならない情熱が表れています。
さらにブルーボトルコーヒーが日本を選んだ理由の一つに「おもてなしの文化」が挙げられています。ブルーボトルコーヒーは西海岸の自由で開放的なカルチャーに、「おもてなし」を加えた新たなコーヒーショップを目指しています。ファーストフードコーヒーにはない「おもてなし」を取り入れたスタイルも、舌の肥えたお客をうならせる要因の一つと言えるでしょう。
メニューと価格は?
ブルーボトルコーヒーの主なドリンクメニューと価格情報です。
- シングルオリジンドリップコーヒー
- エスプレッソ/マキアート/カプチーノ/モカ
- アイスラテ
- ホットチョコレート
などなど。価格は450円~600円です。高品質でこだわりのコーヒーをこの値段で飲めるという事で人気が出るのもうなずけます。
主なケーキ類(ぺイストリー)のメニューと価格情報です。
- グラノーラ
- ダブル チョコレート クッキー
- リエージュ ワッフル
- バックル ケーキ
- セサミ アブセンス シガー
- チーズとサラミのサンドイッチ
などなど。こちらの価格は250円~600円となっています。こだわりのコーヒーに合わせて食べると最高ですね。個人的にはコーヒーだけで楽しみたい気もしますが、せっかく行ったなら何か買ってしまうかも。
またコーヒー豆も販売しています。
ブレンド、シングルオリジン、エスプレッソ、希少種など常時10種類前後の豆を揃えているそうです。40時間以内の挽きたてコーヒーが買えるそうですよ。価格は200g 1500円からとなっています。
ブルーボトルコーヒーに行ってみたい!!
そんなブルーボトルコーヒーに行ってみたい!!とお思いの方に店舗情報と営業時間の情報をお知らせします。
●ブルーボトルコーヒー[清澄白河 ロースタリー&カフェ](〒135-0023東京都江東区平野 1-4-8)
営業時間:8:00~19:00 年中無休
カフェ席数:8席
この店舗は2015年2月6日に日本初出店のお店としてオープンしました。ただ席数が8席しかなく、テイクアウトやコーヒー豆販売がメインのお店の様です。コーヒー激戦区の清澄白河に出店してくるあたり、自信の程が伺えます。
●ブルーボトルコーヒー[青山カフェ](〒107-0062東京都港区南青山 3-13-14)
営業時間:10:00~21:00 年中無休
カフェ席数:70席以上
こちらのお店は2015年3月7日オープン予定です。日本第2号店は本格的なカフェとして出店するようです。カフェが楽しみたい方は青山のオープンを待って出かけてみるのもいいですね。
●ブルーボトルコーヒー[代官山カフェ]
日本第3号店として代官山に出店することも決定しているようです。今日現在、場所を含めた店舗情報については発表されていませんが、近いうちに発表されるものと思われます。新たなカフェの出店も期待されるところですね。