2019年10月の台風19号が甚大な被害を出したばかりですが、またまた不穏な熱帯低気圧が発生しかかっています。
2019年10月15日時点での熱帯低気圧の最新情報についてお伝えします。
熱帯低気圧が発生しそう
2019年10月15日午後3時ごろの気象庁の台風情報のページの画像がこちら
本来熱帯低気圧が発生した時にはこの画面にaとかbと表示されます。(台風情報のページなので熱帯低気圧の場合は発生順にaとかbの英小文字表記)
まだ発表されてませんね。
だからと言って安心は出来ません。
続いては衛星画像を見てみましょう。
2019年10月15日午後14:40分の衛星画像です。
明らかに日本のはるか南で渦を巻いた雲が集まっているのがわかります。
実は2019年10月15日の午前9時に熱帯低気圧になった模様ですが、気象庁の予想天気図ではまだ追いついていない模様です。
この海域はまだまだ海水温が高く29°cある海域です。
台風が発達し、勢力を維持できる海水温の目安が27°cですからまだまだこの海域はかなり危険です。
さらに日本までまだ少し距離がありますので、もし今後台風になるような状況になると本当に危険な状況です。
台風19号で被災地の復旧がまだまだこれからというところですので、今後のこの熱帯低気圧の動きには要注意です。
どうやら気象庁もこの海域での熱帯低気圧を予測してなかったらしく、この熱帯低気圧は急速に発達している模様ですね。
台風19号も992hPaから一気に915hPaと急速強化されましたし、
台風15号も気象庁の当時の予測を上回る発達を日本近海で遂げました。
今後もこの新たな熱帯低気圧には要注意です。