おでこから3センチくらい離してボタンを押すだけで『サッ』と測れる体温計。
何ごとも嫌がる赤ちゃんを世話する親にとっては、本当に助かる商品です。
しかし問題なのはその正確性ですよね。サッと測れたとしても、誤差ありまくりでは意味ないし…。
実は今回息子が夏風邪にかかって高熱を出してしまい、おでこで測るタイプの体温計が大活躍しました!!
ですのでこのタイプの体温計についてレポートをさせていただきます。
おでこで測るタイプの体温計の『正確性』や『上手な使い方』について
おでこで測る体温計の正確性は?
おでこで1秒で測れるタイプの体温計が売りにしているのは、その便利性です。
正確性に関してはやはり脇で測るタイプの体温計の方が上でしょう。
誤差としては、感覚的に0.5度くらいの誤差があるように感じます。つまり実際の熱が37度なら37.5度くらいに表示されたりします。
これはおでこで測るタイプの体温計の、その測り方ゆえな部分もあります。
おでこから数センチ離して測るわけですが、赤ちゃんは動き回るため距離が毎回微妙に変わるので計測に反映されているのかもしれません。
また、きちんとおでこを出しておかないと(髪の毛などが遮ってしまうと)大抵体温が低く表示されます。(髪の毛などが原因の場合はかなり低く表示されますので、必ずおでこを出して計測しましょう。)
ここまでお読みになってくださった方。
「正確で無かったら意味ないやん」
とお感じになったかも知れません。
実は私たちもそう思っておりました。
買ってきたばかりの時は測り方も下手くそで、毎回違う値が出たりして、
「なんじゃこらっ。使えんわい!・・えーい酒持ってこーい」などとヤケになったものです(酒はウソです)
元どおり梱包して押入れに眠っていました。
ところが今回、高熱が出てふとおでこで測る体温計を取り出してみたらこの体温計が大活躍するんです。そのメリットとは・・・
おでこで測るタイプの体温計の上手な使い方
まず抑えておきたいポイントは、おでこで1秒で測るタイプの体温計に求めることは何かということです。
それは正確性ではなく、利便性。
多少の誤差があっても、そのことをこちらが把握しておけばいいんです。(脇で測る体温計で正確な体温を測ったら、すかさず おでこタイプの体温計でも測ってみましょう。その誤差をまず把握します。)
おでこで測る体温計のメリットは、とにかくサッと測れて赤ちゃんが全くと言っていいほどストレスを感じないところです。
脇で測る体温計は正確なんですが、赤ちゃんの場合脇に挟んだ時点でもう嫌がりますし、そこで抑えつけようものなら暴れて泣き出し、熱が上がってしまい話になりません。
40度まで熱が出た息子も、病院で脇に挟んだ体温計にギャン泣き。ただでさえ体力消耗してんのに余計ぐったりなって心配になりました。
その点、おでこで1秒で測れる体温計はとにかく簡単。いつでもサッと測れて熱がどんな感じなのかをつかむのにとても助かります。
さっきまで元気だったのに急にぐったりしていたので、おでこの体温計で測ると39度オーバー。急いで頭を冷やし、水分を取らせて安静に・・なんて事も何回もありました。
そんな事が可能なのは、おでこで1秒で測る事が出来るから。
何回でも熱を測り放題なので、赤ちゃんの体調管理に本当に助かりました。寝ている時にも起こさず測れるので、非常に便利ですね。
●まとめ●
脇で測る体温計は正確なんですが、赤ちゃんが嫌がってしまい話になりません。ギャン泣きすると体力消耗にもなってしまいます。
その点おでこで測る体温計は多少の誤差はありますが、どれくらいの誤差かをあらかじめ知っておくとかなり使える存在です。
頻繁に測れるので、熱がちょっとでも上がってきたなというのもすぐに親が掴み取って対処する事が出来ました。