ここのとこの写真ブームで多くの人が一眼レフカメラやミラーレスカメラを楽しんでいますね。
だんだんだんだんと写真にのめり込んで行くと、新しいレンズやもっと良いカメラが欲しくなるもの。
でもお金かかるし‥
趣味のカメラでお金が稼げたらな~って思っている方も多いはず。
でも、カメラマンになるなんてハードルが高すぎて...
そんな方にオススメなのが写真素材販売サイトです。
写真素材販売サイトとは
写真素材販売サイトとは、自分の撮った写真を、サイトのページにいわば陳列して買ってもらおうというサイトのことです。
そんなのに登録したところで誰が見てくれるの?と思ってる皆さん。
意外とみなさんも目にしたことのある場所にそういった写真が使われています。
例えば、旅行会社のパンフレットなど
パンフレットに使う写真を旅行会社の社員さんが実際に現地に撮りに行くなんてのは大変ですよね。
それで、インターネットにその場所の素敵な写真があるとお金を出して買おうということになるのです。
またブログや、Facebookなどのトップ画像などにもそういった写真が使われていることが多いです。
写真素材販売サイト、たくさんあるけどどこがいいの?
と悩んでいる人も多いはず。
英語版まで含めると相当数の写真素材販売サイトがあります。
ひとつひとつ、違った特徴があります。
それで、自分に適したサイトを選ぶ必要があります。
どのサイトを選んだら良いかの基準として次の3つを上げることができます。
・ロイヤリティー
・審査
・登録枚数
・ロイヤリティー (一枚売れるごとに入ってくるお金のことです)
報酬はどれほど受け取れるのか?
各サイトによってパーセンテージが決まっています。
それぞれになぜ開きがあるかと不思議に思うと思います。
売れた写真に対して入ってくる金額を計算するにあたって大まかに次の点を考える必要があります。
- 独占販売、専属契約か否か
- クリエイターランク
例えばPIXTAの場合、サイトの説明を見ると報酬は売れた金額の22~58%の報酬となっています。
独占販売とは・・・PIXTAのみでその写真販売し、他の写真販売サイトで販売しない契約
専属契約とは・・・自分自身ががPIXTAと専属契約をして全ての写真をPIXTAのみで販売するようにすること
次に説明するクリエイターランク(売れた枚数)によっても変わってくるので一概に言えませんが、
一般販売 < 独占販売 < 専属販売
と報酬は上がっていきます
クリエイターランクとは・・・売れた枚数に応じてランクが上がっていくシステムです。
150枚売れるまでは22%
500枚までは25%といった感じで上がっていきます。
さらに写真を買う側の状況によっても変わってきます。
買う側がその写真をTシャツやポストカードなどに使って販売しようとする場合など、入ってくる報酬は大きくなります。
・審査について(写真を登録するにあたって審査があります)
売りたい写真が撮れるとサイトにアップロードして売ることになりますが、どんな写真でも売り出せるわけではありません。
各サイトで、審査があり、基準に満たさないものは審査落ちします。
審査基準は各サイト違い、どういう写真が良くてどういう写真がダメなのかと基準を語るのは難しいです。
簡単に上げるとしたら
- サイズ 商用利用するにあたって写真が十分な大きさであること
- クオリティ ピント、露出、ホワイトバランス、構図、被写体が商用写真として相応しいかなど
・登録枚数 (登録されている写真が多いと目に止まりやすさも変わってきます)
次に考えるべきは登録枚数です。
登録枚数が多ければ多いほど、競合相手が増えるということです。
ただ、登録枚数が多いからといって、一概に悪いとは言えません。
例えば、
10枚販売しているサイトA
1000枚販売しているサイトB
どちらが売れやすいと思いますか?
10枚のところサイトAに自分の写真を置くと目にとまりやすいかもしれません。
しかし、自分が買い手になった時のことを考えてください。
海の写真が欲しいと思って探す場合、サイトAとサイトBどちらを使おうと思いますか?
そうです、極端な例ですが、選択肢の多い方に買い手は集まるものです。
ただ、あまりに枚数が多過ぎると、自分の写真が日の目を見ない可能性もあることは事実です。
このバランスを考えてサイトを選ぶ必要があります。
今回は大きな3つのサイトについて比較してみます。
販売サイト | ロイヤリティー | 審査 | 登録枚数 |
PIXTA | 22〜58% | 普通 |
14,295,305 枚 |
fotolia | 20〜63% | 厳しい |
47,000,000 枚 |
Photolibrary | 50or60% | 甘い |
3,149,252 枚 |
2015年11月9日現在
PIXTA(ピクスタ)
PIXTAは、日本で最大手の写真素材販売サイトです。
ロイヤリティーは22~58%
通常販売価格はサイズによって異なりますが540円~5400円
審査については、厳しくも甘くもありません。
fotolia (フォトリア)
fotoliaは世界最大級の写真販売サイトです。
ロイヤリティーは20~63%
そして販売価格が98円から!!
審査は厳しく、多くの方が通過するのは10%くらいと言っています。
Photolibrary (フォトライブラリー)
Photolibraryは54,836名のクリエイターが登録している、PIXTAやfotoliaに比べると小さなサイトです。
ロイヤリティーは専属販売なら60%
一般販売なら50%
販売価格は108円から10800円まで自分で好きなように設定できます。
これら3つのサイトを比較してみると
PIXTAは1400万枚以上の写真の中に自分の写真を売ることになるので日の目を見るまで、根気が必要かもしれません。
fotoliaは審査も厳しく単価も安いなら意味ないじゃんと思われる方もおられるかもしれません。
しかし、世界中に売り出すことが出来るので、その分サイトを訪れる人も多くヒットすると爆発的に売れるかもしれません。
しかも、日本語ページで世界中に売り出せるので、トライしやすいです。
Photolibraryは上の二社ほど大きくないサイトですが、自分で価格設定を決めることもでき、ロイヤリティーもいいので、初心者に対する敷居が低く一番トライしやすいサイトと言えるかもしれません。
自分の、写真の技術や性格も考えて売り出すサイトを決めていきましょう。
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