イッテQ!の放送でオーシャンズ金子さんが地球上で最大の魚群ラストサーディンを狙いにメキシコへ行ってましたね。
サーディンってあまり聞きなれないですが、実は調べてみると凄い海中ショーだったんです。
イッテQ大好きの私、今回はそんなサーディンを追ってみたいと思います!
サーディンとは?
サーディン(sardine)はマイワシ類など小魚の総称です。ギンイワシ、ママカリ、マイワシ、ホワイトサーディンなど様々なイワシに近い種類の小魚を指しています。ちなみに日本でよく見られるウルメイワシやカタクチイワシは含まれていません。
イワシだから食べられるんですが、日本とは食べ方が少し違います。ウィキペディアによると、
食用の場合、英米では、一尾丸ごとの状態で販売・調理されることは希で、主に缶詰にされる。ただし、サーディンと称して売られている缶詰には、中身がスプラット(Sprattus spp.)やウルメイワシなどのものもある。油漬(オイルサーディン)、トマト煮などの調理が代表的。オイルサーディンは頭と内臓を抜いた鰯を塩水に漬け、拭き取った後、香辛料と共に弱火で油煮した食べ物である。
引用元: サーディン - Wikipedia.
となっていて、油漬けやトマト煮で食べるようですね。果たしてどんな味がするのでしょうか。
サーディンランとは?
サーディンランとは無数のイワシたちの大移動の事です。その数はなんと10億匹以上!!とてつもなく大きな群れとなって海の中を進みます。その光景だけでも十分凄いのですが、サーディンランが本当にすごいのはここから。
実はサーディンランの真の主役はイワシ達ではなく、それを捕食しようと集まってくる者たち。上空からはこの大軍めがけてダイブを繰り返すカツオドリが、海中からは数百匹に及ぶイルカやサメがキラキラ光るイワシの道筋を追いかけます。これにザトウクジラやミンククジラ、アシカの群れといった大型の捕食生物が意気揚々と参加し、さらに大型魚のニベやガリックがおこぼれを狙う。まさに海の役者が勢揃いの一大海中スペクタクルショーが繰り広げられるのです。
イワシが激しく跳ねる音、カツオドリが勢いよく飛び込む水しぶき、海の中から飛び出してくる黒いクジラ・・・ちょっとしたパニックですが、一度生で見たいと思わせられる自然の驚異です。
ダイバーたちにとっても一度見てみたい自然のアドベンチャーです。ちなみにシュノーケリングでも見ることのできるツアーがあるみたいですが、ダイビングライセンスが必須です。
これだけの魚が泳ぐ姿はまさに圧巻ですね。
南アフリカのサーディンランは更に凄い!!
今回イッテQではメキシコでサーディンランを追いかけましたが、サーディンランの本場は南アフリカです。
毎年6~7月に南極水域から南アフリカ東海岸沿いをインド洋に沿って一気に北上していきます。見える期間がかなり限られていることやその壮大さゆえに南アフリカを代表する自然現象として世界中の旅行者やダイバーから人気となっています。
お金と時間に余裕が出来たら、一度南アフリカにサーディンランを見に行くのはいかがでしょうか?
南アフリカで撮影された圧倒的なスケールのサーディンランをご覧ください。