ラグビーワールドカップ盛り上がってますよね。開催期間中の台風19号直撃による試合中止などありましたが、日本の快進撃のおかげでますます熱が上がってます。
さてラグビーを初めて見られている方も多いと思いますが、ラグビーってなんで「トライ」って言うんだろうって疑問に思われるかもしれません。
ラグビーのトライの意味について見てみましょう。
ラグビーのトライってこんな意味があったんだー
結論から言うと、トライとは挑戦権という意味なんだってー!
スポーツの得点シーンでは大抵「ゴール」とか「ポイント」とか言いますよね。
意味を考えなくてもすぐ理解できますが、ラグビーの場合「トライ」ってどんな意味なんでしょう?
トライは英語でTryですよね。挑戦するって意味です。
そうラグビーのトライは挑戦権を得たという意味なんです。
ラグビーの歴史を紐解くと「なるほどー」と思える理由がありました。
ラグビーでトライという理由
ラグビーだけがトライ「挑戦権」という名称なのは何故でしょうか?
それは昔のラグビーのルールに答えがあります。
ラグビーはその昔、いわゆるトライを決めても得点はもらえなかったんだって。あんなにタックルとかロングランとかしまくってやっとトライを決めても得点入んないんだよ。酷だねー!
トライを決めるとそのあとの勝ち負けを決めるキックの「挑戦権」を得たのです。
つまりトライを決めてもキックを外したらおしまい。何の意味もなくなっちゃう訳です。あんなに苦労したのに無効では面白くないですよねー。
昔はトライよりもキックのほうが重要視されていたみたいですね。
でも今考えただけでもトライが決まっても無得点でキックだけで勝敗が決まるとか面白くないし、キッカーもかなりプレッシャーかかりますよね。外したら相当へこみそう。
当時の人もやはり、トライが無得点なのは面白くないと感じたようでルールーが変更されて現在のトライ5点というのが決まったそう。
ラグビーの華はトライ
やっぱりラグビーの華は何といってもトライによる得点シーンですよね。
がたいのいい選手が豪快な攻めを見せて力づくでトライしたり、華麗なパス回しでのトライ、ウイングの激走によるトライなど本当にトライは興奮します。
もしトライが従来の意味で「挑戦権」だけにとどまり得点にならなければ、ここまでラグビーがメジャーなスポーツにはならなかったでしょう。
ラグビーのトライってこんな意味があったんだー!まとめ
ラグビーのトライって挑戦権という意味があり、昔は無得点で勝負を決めるキックの権利がもらえてたんですね。
でも絶対今のルールのほうが面白いはず。
ラグビーワールドカップのおかげで日本でもメジャーなスポーツの代表入りですね。
トライが決まった時には、昔のラグビーに思いを馳せてみるのいいですよ。