NHK甲子園実況に小野塚アナあり!小野塚アナが甲子園実況の生きる伝説と言われる訳とは?名言語録YOUTUBE動画も集めました。甲子園に復活した我らが小野塚アナウンサーが、今日もノリノリで高校野球を実況します!
NHK甲子園実況の小野塚アナとは?
NHK甲子園実況を担当している小野塚アナウンサーは、野球実況34年の大ベテランです。野球中継における看板アナウンサーの一人と言われ、野球ファンの間では知らない人はいないと言われるほどの伝説のアナウンサーです。画像はこちら
「野球が無くては生活できない!」と言うほど大の野球好き。中でも「甲子園に終の棲家を求めた」と述べるほど甲子園を愛しているのです。
小野塚アナの実況からは野球を深く愛していることが伝わってきます。見ている方も楽しくなるような実況です。そしていい意味でNHKらしくないのが特徴。まるで民放かと言うほどハイテンションで実況します。かといって民放のようにやかましくなく、心地よく野球を見える実況をします。
そんな小野塚アナウンサーの中継開始の挨拶は常に「プロ野球(高校野球)ファンの皆様、こんにちは(こんばんは)」、終了の挨拶は「ごきげんよう」。これを楽しみに小野塚アナの実況を聞くファンも多いようです。
ハイテンション実況名言語録動画
では小野塚アナウンサーが実況した中で名言と呼ばれる動画をご紹介しましょう。決してやかましくなく、目立たない実況ながら、ハイテンションという神実況をお聞きください。
まずもっとも有名なのは2007年の夏の甲子園の決勝戦、佐賀北対広陵戦での逆転満塁ホームランで述べた、
「あり得る最も可能性の小さい、そんなシーンが現実でーーーす!!」という実況。
衝撃的で見ている誰もが鳥肌の立つ場面で小野塚アナも大興奮です。
動画はこちらです。
さらに2014年センバツ1日目第3試合、履正社対小山台の試合、履正社のピッチャー溝田が9回表1アウトまでノーヒットノーランピッチングを見せる中、小山台がヒットを放った瞬間の実況も神実況と言われています。
0:20くらいにヒットを打ちます。
さらに2008年新潟県央工対報徳学園の試合、9回裏2-2の同点から報徳学園がサヨナラ2ランを放った瞬間の実況がこちらです。
甲子園の感動には、いつも小野塚アナの実況がありました。野球をこよなく愛する一人の野球ファンが心から実況する姿が多くの野球ファンから愛されています。
さらに。まるでポエムのような実況も見どころの一つです。2007年8月22日佐賀北対広陵ラジオ実況のラストコメント、この夏の高校野球中継を締めくくるおよそ1分間のコメントで小野塚アナが述べたのはこんな言葉でした。
記憶と共に記録を記し続けたスコアボード。
長打を呼び、ファインプレーを生んだ緑の芝生の大きな外野。
あきらめない気持ちを教えてくれた広いファールグラウンド。
どこでノックを受けるより上手くなれた茶色の土の内野。
選手を元気に送り出し、温かく迎えてくれたダッグアウト。
アルプスから巻き起こる大歓声、受け止めてグラウンドの選手たちにこだまさせた銀傘。
そして、今も立ち上がり、選手を、大会を、みつめる観衆の皆さん。
2007年夏、球児にとっての最高の舞台の幕が下ります。
大会の充実した満足感とちょっぴり寂しさを残しながら
マンモス甲子園の大時計の2本針は4時5分を指しています。
(2007年8月22日佐賀北対広陵・決勝戦・閉会式)引用:NHK
さすがの締めくくりですね。リアルタイムで聞いていた高校野球ファンを泣かせる切なさとセンチメンタルが漂う、最後にふさわしいコメントでした。
小野塚語録チェックリスト
愛される小野塚アナ。そんな小野塚アナに対し、ネットでは「小野塚語録チェックリスト」ができ、担当試合を録音・録画して楽しむマニアがでるほどの愛されっぷりだったんです。
「小野塚語録チェックリスト」はこんな感じです。
□良い当たり
□痛烈
□ティーム
□フェンスーッ
□あーっと
□カウント等間違い
□季節の話
□空模様の話
□銀傘の話
□客席やアルプスの話
□まいえ(=前へ)
□スーッと
□セッポジション
□さ(ん)しーん
□失礼
□○○(ポジション)出身の××さん
□客席の熱中症を心配する(例…お水飲んでくださいね)
□ごきげんよう
□いっぱいorいっぱいいっぱい
□℃$£~(解読不明)
などなど。実況を聞きながらチェックをつけていくのがファンの遊びなんだそうです。
今年で57歳の小野塚アナウンサー。まだまだ胸の躍る実況を甲子園にこだまさせてもらいたいと思います。