2019年の日本シリーズはソフトバンクが巨人を4タテしました。野球好きの方ならピンときますが「4タテ」とはどういう意味なのでしょうか?
「4タテ」の意味とその歴史を見てみましょう。
4タテとは
日本シリーズは全部で7試合の間に勝敗を決しますので、先に4勝したチームが優勝と成ります。
それで「4タテ」とは第1戦から4連勝して負けなしの状態を4タテといいます。
勝ったチームは「4タテを食らわす」とか言いますし、
負けたチームは「4タテを食らう」などといいます。
シーズン中はこれと同じ意味で「3タテ」という言葉を聞くかもしれませんが、これは同じチームと1カード3試合して、3連勝することを言います。
日本シリーズで「4タテ」を食らうことは非常に稀なことであり、屈辱的なことです。
短期決戦でチームの好不調の波や選手のけがの状態などいろいろ原因はあるとはいえ、「4タテ」を食らってしまったチームはバッシングを受けたり、マスコミやSNS等でかなりたたかれてしまいます。
過去の日本シリーズの4タテの歴史
今年2019年にソフトバンクが巨人に4連勝し、「4タテ」を食らわせましたが、これは長いプロ野球日本シリーズの歴史で6回目となります。
まだたった6回なのです。
過去には
1959年の南海(巨人)
1960年の大洋(大毎)
1990年の西武(巨人)
2002年の巨人(西部)
2005年のロッテ(阪神)
2019年のソフトバンク(巨人)
*( )は敗戦チーム
の各チームが4タテを達成し、優勝しています。
こうやってみますと巨人は日本シリーズで3回も4タテを食らっていますね。巨人は最も日本シリーズに進出していますので確率も上がるわけですね。
1990年に4タテを食らった巨人は、2002年にリベンジを果たしていますので、もし未来にソフトバンクと対戦したらまた4タテのリベンジの再現があるかも。期待してます。
日本シリーズ4タテとは!その意味と歴史について まとめ
2019年の日本シリーズは4タテという結果に終わってしまい残念でなりません。もう少し日本シリーズを楽しみたかったですよね。
でもソフトバンクファンの皆さんおめでとうございます。無敵軍団の鷹はまだまだ強くあってもらわないと盛り上がりません。
来年は奥川君や佐々木朗希君など注目の新人もいますので、ますますプロ野球から目が離せません。