ラグビーワールドカップ2019の日本代表の戦いが終わりました。
結果はベスト8!
すばらしい歴史の1ページを刻みました。
日本ラグビー代表が残した今回の歴史は間違いなく、日本のラグビー界に大きな影響を与えました。
多くの新たなファンが生まれ、ほとんどラグビーを知らなかったような人たちが日に日にラグビーに詳しくなっていく・・・・。
そしてあんなにも興奮するスポーツであることを改めて教えてくれた日本ラグビー代表に心から感謝します。
ラグビーワールドカップ2019の日本ラグビー代表の成績をここに記録します。
ラグビーワールドカップ2019 日本代表 一次予選成績
まずは初戦。
誰もがまだ日本ラグビー代表がこの後奇跡の快進撃を起こすなど想像もしていませんでしたね。
初戦の相手はロシア代表。
日本30―10ロシア(9月20日・東京スタジアム)
松島が3トライをマークこれはW杯日本代表初。興奮しましたよね。
何度も会場が歓喜の渦に巻き込まれました。
チームも4トライ以上を上げ、ボーナスポイントを獲得しました。この時にはじめてボーナスポイントなるものの存在を知った方も多かったのではないでしょうか。
試合全体は、アジア初のワールドカップ開催でしかも自国開催の開幕戦ということで前半はガチガチ!
ロシアに先制され冷や冷やものの立ち上がりでした。
それでもだんだん冷静に落ち着いてきた日本ラグビー代表は見事に勝ち点5を取る最高の滑り出し。
一気にラグビー熱が高まりました。
日本19―12アイルランド(9月28日・静岡エコパスタジアム)
優勝候補のアイルランドは世界2位、しかもヨーロッパ大会で優勝した強豪チームでしたね。
戦前はテレビ番組でも日本がどこまで食らいつけるかといった論調が目立っていました。
しかし蓋を開けてみると大金星の開幕2連勝。
前半を9―12で折り返すことができたのがかなり大きかった。
ズルズル点差を広げられてモチベーションが下がるという最悪の事態を避けられたのは、やはり自国開催の大声援の後押しがあったからでしょう。
後半18分に福岡が逆転のトライを挙げ劇的な逆転勝利の歓喜が忘れられません。
試合後の陽気なアイルランドサポータのニュースも話題になりましたね。
グリーンのユニフォームを着たサポーターが警官を胴上げしてたのが印象的でした。
日本38―19サモア(10月5日・豊田スタジアム)
後半35分に福岡、終了間際にも松島が自身大会4本目のダメ押しトライ。「Wフェラーリ」と呼ばれる2人の総力が生かされました。
世界ランク15位でガタイの大きなのサモア戦。
当時あの体つきとパワーを見て「こんなの勝てるかー」なんて思ったものです。
しかしこのころから、メディアも日本の強気予想が増え、スピードと技術で上回る日本有利の声が上がりました。
ティア2(中堅国)である日本が史上初のW杯開幕3連勝なんて全く想像もしていませんでしたね。
でも3連勝してもまだ決勝トーナメントには進出できず。ラグビーワールドカップってなかなか決勝トーナメント行けねー、難しいーなんて声も聴かれ、あらためてラグビーの世界を日本中が知りました。
日本28―21スコットランド(10月13日・横浜国際総合競技場)
日本は勝つか引き分けで決勝トーナメント進出という条件だったとはいえ、本当に祈るような1週間でした。
日本のベスト8進出ラインが毎日のように報道され、固唾を飲んでその日が来るのを日本中が待ちました。
0―7の前半17分、松島のトライで反撃開始。逆転の日本。
粘りの戦いが板についた日本は華麗なパス回しでトライを決め、後半は相手の猛追を振り切りました。
相手に連続でトライを決められた後半は世界の強さ恐さを感じましたが、見事に初出場の1987年第1回大会から32年、初の8強入りを成し遂げました。
ラグビーワールドカップ2019 日本代表 ベスト8成績
決勝トーナメント(10月20日 味スタ ベスト8)
日本 3-26 南アフリカ
因縁の対決となった日本ラグビー初のベスト8の相手は南アフリカ。
今回は得点を挙げてから終始リードを保って逃げ切られました。
やはり前回の雪辱に燃える南アフリカの実力は凄かった。
後半は力の差が出てズルズルと点差が開いてしまいましたが、ナイスゲームでした。
日本代表にはやり切った充実感のみなぎる顔で、最後の記念撮影にはジーンときました。
実況のアナウンサーが「寂しいですね」と日本人の心を代弁してくれました。
ラグビーワールドカップ2019の日本ラグビー代表!感動をありがとう!
ラグビーワールドカップ2019の日本代表の皆さん本当に疲れ様でした。そしてありがとう。
間違いなくラグビー人口を増やし、ファンを底上げしてくれました。
これから日本ではラグビーを目指す子供たちが増え、さらに4年後感動を与えてくれるでしょう。
ラグビーワールドカップ2019の日本ラグビー代表の成績!感動をありがとうまとめ
ラグビーワールドカップ2019の日本ラグビー代表はベスト8という輝かしい歴史を残しました。
日本の快進撃、ラグビーで盛り上がった1か月は忘れられないものとなるでしょう。
日本では2019年の台風19号の甚大な被害が出ていたため、ラグビーの話題は本当に勇気と笑顔を与えてくれました。