三浦知良選手がキングカズと呼ばれるには訳があります。ほかのどんなサッカー選手にも真似のできない伝説のゴールをご紹介。あの震災チャリティーマッチのゴールももちろんあります。三浦知良選手最高です!
三浦知良選手が最年長ゴールを更新!
ご存じのように我らが三浦知良選手が、2015年4月17日J2リーグ 第8節 横浜FC×V・ファーレン長崎の試合で、自身が持つJリーグ最年長得点記録を48歳1カ月24日とし記録を更新しました!
そのゴールがこちら
DFと競り勝って叩き込んだ綺麗なヘディングシュートです。ポジショニング、マークのはずし方、GKの逆を狙うテクニック。素晴らしいですね!48歳ですよ。「もうお辞めなさい」とのたまうジジイにプレーで見せる姿勢がたまらなくカッコいいです。
ですが、彼の凄さはもちろんこんなものではありません。
若いころのプレーシーン
三浦知良選手の若いころのプレーシーンを見たことのないJリーグファンも多いでしょう。今の本田選手や香川選手も能力的にすぐれた選手ですが、個人的には三浦知良選手が一番だと思っています。彼ほどカリスマ性があり、人を引き付ける選手はそう多くいません。
そんな彼が1997年にフランスW杯アジア最終予選 日本vsウズベキスタンの試合で見せた輝きはたまらなく素晴らしいものでした。
その動画がこちら
キラキラしています。彼ほどゴールに貪欲に執念を持って飛び込む選手は最近あまりいませんね。岡崎選手は近いですが。あとはゴンちゃん。
ストライカーという言葉が日本で最も似合うのはキングカズでしょう。
今も議論になりますが、なぜ岡田監督はカズをフランスに連れて行かなかったのか。W杯でカズの雄姿を見れなかったことがファンとしては今だに悔いが残ります。
そんな三浦知良選手がセリエAジェノバでプレーしていた時に、1994年にセリエA初ゴールを挙げた時の動画があります。
このころはミランの10番を付ける日本人が現れるとは夢にも思いませんでした。とにかくあのセリエAでカズがゴールを決めたんだという事で興奮しました。
伝説のゴール|震災チャリティーマッチ
そして三浦知良選手のゴールシーンを語るうえで外せないのが、2011年3月29日に行われた震災チャリティーマッチのゴールです。
日本中がどんよりとして元気がなかった頃。
カズが出るチャリティーマッチに合わせて早めに帰宅しテレビをつけました。みんなが見守る中登場するカズ。若い選手の中で懸命に走るカズ。
「カズのゴールシーンが見たいな。」とみんなが思っていた後半。
そしてその時は突然やってきました。Gkのロングボールを闘莉王がヘディングで競ると、こぼれ球はぽっかりと空いたゴール前に。必死で走るカズが右足で流し込む・・・
その瞬間、時が止まりました。
気が付くと、割れんばかりの歓声の中で踊るカズダンスの前で涙を流す私。
「カズはやはりカズでした。」という名言にうなずく。
あの日同じ経験をしたのは私だけではないはずです。
そんな伝説のゴールがこちら
役者が違いました。決めなければいけない時に必ず決めてきた男は、この大事な試合でも完璧に決めてくれました。
今や48歳となった三浦知良選手。そのうちカズの伝説ゴールのまとめとか作られだすんでしょう。こんな記事のように。
でもまだ終わりじゃない。これからもカズの伝説は続きます。
三浦知良選手が現役でピッチの上を走り回り続けることをずっと応援したいと思います。W杯のピッチに立つカズが見られたら感涙ものだろうなー。